種から育てた「アボカド」 収穫!!

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の8月に紹介しましたが、店の裏で種から育った11年目のアボカドの木があります。
エステラのオープン当初、思わず植えたまるっこくてかわいらしい種が、今は4階の廊下手すりほどまでの大木に成長し、今季初めて実を7つも付けるまでになりました。

2Mを超えた頃から、いつ大家さんに注意されるか、枯れてしまうかと心配でしたが、みんなに喜ばれ、楽しみにされ、ここまで成長できたのが感慨深いです。
実は5つだと思っていたのですが、大きく実り色づいてくると7つもありました。繭玉のような小さな実が、立派に育ち、グリーンから、真っ黒へと変色したので、本日収穫しました。本当は、まっぷたつに割って中を見てみたかったんですが、実が固いので、柔らかくなるまで店内で追熟します。

アボカドの木が実を付けるには、すごく沢山の水が必要なことを知っておられますか?生産される200gのアボカド1個当たり400Lの水が要るそうです。生産地では環境問題や波及する様々な問題を引き起こしているそうです。
このアボカドの木は、最初は水やりの水で大きくなっていったものの、ある程度育ってからは六甲の地下水を吸い上げていたのかもしれません。横には井戸跡があります。
水資源の問題と言えば、スペインも深刻です。南部を中心としたオリーブ栽培や、ワインのためのブドウ畑の灌漑。農産物大国としての豊かなスペインの食を支える環境が、根底から揺るがされる難しい局面がじわじわと忍び寄ってきています。他人ごとではありません。

さて。
また、お店にお越しの際はぜひ手に取ってご覧ください。笑